リハビリテーションセンター

「リハビリ」という言葉に
どんなイメージをお持ちですか?

リハビリテーションとは

  • 社会復帰のお手伝
  • リハビリテーションは自分を取り戻す過程
  • からだ・こころに不自由さがある人たちの、残っている機能を引き出し最高の状態を継続させ、自分の人生に役立てる。本人とご家族、社会と関わりを持つ時に、自分の価値と満足感を得る事

世間では機能回復訓練の事を言いますが、それは言葉の全体から見れば、ほんの一部です。
当院ではその障害に関わらず、ご自身が人生の主人公として幸福に生きていくことをお手伝いいたします。

リハビリテーション

section2

リハビリテーションセンターのスタッフ体制について

理学療法士
18
作業療法士
7
言語聴覚士
3

医療保険専従部門、介護保険兼務部門(通所リハビリ・訪問リハビリ・老人保健施設)

入院中から退院の環境を見据え、実践的な内容のリハビリを行います。
また、退院後、外来、通所、訪問サービスで幅広くサポートいたします。

理学療法士

Physical Therapist

理学療法士

理学療法の「理学」とは自然科学の一部門で主に物理学の事です。理学療法は物理学と医学を融合した物理的なエネルギーで治療を行う方法です。理学療法の対象は、病気や怪我が原因で身体に障害がある人(寝返り、起き上がり、歩行の困難さ)などの改善・現状の維持を目的に行います。また健康な人にも障害が発生しないように働きかけます。

機能面

  • 運動療法は、運動範囲を広げる、筋肉の力をつける、 協調的に動く、機能面から立ち上がり、歩行を行います。
  • 物理療法は、それぞれの臓器に対する治療法として電気や温熱、マッサージ等を行ないます。

能力面

日常生活動作の改善のため理学療法士は、基本的動作の改善を主体とします。

具体的な動作

  • 起居動作:寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、着座、立位 等
  • 移乗動作:乗り移り(車椅子⇔ベッド)
  • 移動動作:歩行、車椅子操作、いざり動作、 階段・段差昇降 等
作業療法士

作業療法士

Occupational Therapist

作業療法の「作業」とは「食べる」「遊ぶ」「仕事をする」など誰もが当たり前に行う日常生活の活動を指します。疾病により対象者が身体的・精神的な影響で、生活が難しくなった時、作業療法を用いて回復を促し、日常生活を取り戻す動作介助、練習、対象者への教育指導を行います。
当院では運動機能、認知・精神機能、日常生活動作を測定・検査し、現状から目的を達成する計画を立案します。

機能面

日常生活で使用する上肢機能や認知・高次脳機能の改善
高次脳機能障害に対しての関わり方について、本人、ご家族に指導を行ないます。

能力面

日常生活動作と手段的生活動作の改善のために直接、間接的に関わります。

具体的な動作

  • 身の回り動作:更衣、整容、食事、排泄、入浴 等
  • 移乗動作:乗り移り(車椅子⇔ベッド)
  • 生活関連動作:家事(調理、掃除、洗濯 等)

言語聴覚士

Speech Therapist

言語聴覚士

人間にとって重要な「食べる」「コミュニケーション」といった機能・能力に課題を抱える人に対して、測定、検査し適切な治療、訓練、環境設定を行います。

食べる

対象者やご家族を交えて言語聴覚士が希望を聞き取り、主治医と相談、状況にあわせて、摂食機能療法をして回復、維持を実施しています。
本人が安心して、安全に食べること支援するために、対象者に合わせた食事内容と栄養摂取の方法の提案をしています。また、嚥下機能はかなり低下しているが、食べたい・味わいたい人への楽しみとして、言語聴覚士が経口摂取を援助する事を積極的に行っています。

食べる

コミュニケーション

コミュニケーション

具体的なコミュニケーション能力とは話すこと、聴くこと、読むこと、書くこと 等

失語
聞く、話す、読む、書く事の機能・能力評価を行ないアプローチ方法を選択します。
指導はご家族も含めて行い、円滑なコミュニケーションの向上に努めています。

発話の明瞭度向上・構音障害
方法は呼吸、発声、発音を活性化させるため、息を吐くブローイング、鏡を見て口腔器官運動を確認など

高次脳の検査
認知障害:忘れる、覚えられない
注意障害:うっかりミス、不注意
遂行機能障害:自分の行動や調理過程など、自分で計画を立てて物事をすすめられない
社会的行動障害:見えない障害に対してアプローチや援助、ご家族指導、固執性(自己主張が多い、こだわりが強い)

  • ・感情コントロール(イライラ、怒りっぽくなる)
  • ・欲求コントロール(我慢が出来ない)
  • ・依存性・退行(すぐに頼るようになる、子供っぽくなる)
コミュニケーション

section4

各種リハビリ治療・機器

当院では様々なリハビリ治療・機器を積極的に導入し、開放的で明るい雰囲気の中で、より効果を高められように取り組んでいます。

理学療法スペース

歩行ライン1周44m

レッグエクステション
レッグカール

レッグプレス

自転車
エルゴメーター

ウォーターエルゴ

ヒップアブダクション
ヒップアダクション

ローイング

作業療法スペース

体操

入浴シミュレーター

簡易上肢機能検査STEF(ステフ)

いきいきパズル

言語聴覚スペース

防音個室2部屋完備

失語症訓練
カードによる文字の想起課題

高次脳機能訓練
じゃんけんに負けることを考えて、実行する。

注意訓練
書字と数値、その変換

記憶課題
カードの絵を覚える

言語聴覚士による病棟での摂食機能療法

食事をしやすいポジショニング・嚥下機能へのアプローチを食事前に実施する

摂食機能を確認しながら食事を実施

STと看護師と食事介助についての打ち合わせ

食後、気道の前、口腔ケアを実施する

section5

入院から退院後の実生活までのサポート

STEP01

評価

各専門職の評価

専門的な視点から身体・精神・心理・日常生活動作の現状を確認します。

自己認識

現状の身体状況、意欲、心理状態についてヒアリングします。

環境整備

入院初期の対応~退院後の生活を見据えてご希望、自宅の環境、介助者の状況等を確認します。

STEP02

計画立案

患者さん・ご家族と医療者 リハビリ計画立案

患者さんの想いと、各専門職の評価から、それぞれの見解をとりまとめ、今後の生活の全体像を把握します。
退院後の生活を想定して、リハビリ計画を作成し、患者さん、ご家族にわかりやすくご説明します。

STEP03

治療訓練実施

計画に基づく、治療訓練の実施

身体面では訓練室での機能回復・認知を活性化する作業、心理面はカウンセリング・病棟での日常生活に加えて、屋外・退院先の生活場面を活用して訓練します。
病棟の生活でも各職種が連携し、リハビリテーションの視点を持ったケアをします。定期的に患者さんの状況を評価し、計画を最適なものにします。

STEP04

退院調整

退院準備

体操
入院中から退院後でもご本人が体操を一緒におこないます。

自宅訪問

ご自宅への患者さんと一緒に伺い、退院後の生活に必要なサービス、ご自宅の改修方法などを詳細に検討します。

退院時カンファレンス

退院後に利用される施設・病院担当者、介護支援専門員、サービス担当者の方と詳細な申し送り、打ち合わせを行います。在宅支援:医師。看護師、セラピスト、医療相談員が連携し、専門的な視点で在宅支援を行います。当グループの在宅サービスを利用することも可能です

section6

各種活動紹介

セラピストの研鑽

がんリハビリテーション

がん患者の医学的リハビリをしていくために必要な知識と考え方を得るための講座

  • 愛知がんリハビリテーション研修会主催 修了者 11名

臨床実習導者講習会

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の学生を育成するために必要な資格の講座

  • 公益社団法人 愛知県理学療法士会主催 修了者 3名

喀痰吸引研修

理学療法士・作業療法士が痰吸引を実施するための講座

  • 医療法人 生寿会 老人保健施設ヴィラかわな主催
    公益社団法人 愛知県理学療法士会主催 喀痰吸引研修 修了者 4名

地域ケア会議推進リーダー

地域ケア会議で必要な知識を得るための講座

  • 公益社団法人 愛知県理学療法士会主催 修了者 2名

介護予防推進リーダー

地域貢献事業で必要な知識を得るための講座

  • 公益社団法人 愛知県理学療法士会主催 修了者 3名

地域貢献

2019年度

地域貢献事業 昭和区内サロン活動 6回実施
地域ケア会議 1回参加

かわな病院リハビリテーションセンター主催の研修会


2018年度

認知行動療法
首都大学東京 作業療法士 大嶋 伸雄先生
ノルディックウォーキング
トライデントスポーツ医療看護専門学校 理学療法士 加藤 芳司先生
カルテの書き方
木村病院 理学療法士 宮嵜 友和先生

2019年度

臨床参加型実習
八千代病院 理学療法士 松山 太士先生
理学療法管理学
八千代病院 理学療法士 松山 太士先生
産業理学療法 腰痛予防・移乗技術の紹介
名古屋平成看護医療専門学校 理学療法士 加藤 芳司先生

学会発表

2019年度

全日本病院学会 in愛知( 2演題 )
理学療法士 福田 貴子
理学療法士 木田 康之
日本認知療法・認知行動療法学会 シンポジスト
理学療法士 木田 康之

実習生受け入れ実績

理学療法士

名古屋大学、中部大学、日本福祉大学、東名古屋病院附属リハビリテーション学院、星城大学リハビリテーション学院、国際医学技術専門学校、東海医療科学専門学校、名古屋平成看護医療専門学校

作業療法士

国際医学技術専門学校 あいち福祉医療専門学校 東海医療科学専門学校

言語聴覚士

日本聴能言語福祉学院

新人教育・中堅層への支援体制

複数担当制度

一人の対象者に、同職種間でも相談役(サブ担当)、舵取り役(臨床リーダー)を配置することで、治療・評価・環境調整などを適切にサポートできるような体制を取り入れています。スタッフで意思決定をするのではなく、チームとして連携しサポートしています。

スタッフ教育 成長モデル

各スタッフは、年間の行動目標を立案し、管理者と面談を年に2回行います。
内容を大きく「組織行動分野」「専門分野」に分けて決定することでスタッフそれぞれに合わせた成長をサポートします。
面談内容の一部:「現状・進捗状況の確認」「振り返り」「改善策と新たな目標設定」

院内MAP

院内MAP