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医療看護関係者の皆様へ

2021/04/23WEBセミナー:2021年6月10日(木)漢方の海に漕ぎ出そう~がん支持療法での使い方~

【かわな病院在宅ケアセンター 地域交流・発信プロジェクト】

テーマ:「漢方の海に漕ぎ出そう~がん支持療法での使い方~」
講 師:元雄 良治先⽣
    医療法⼈社団愛康会 ⼩松ソフィア病院 腫瘍内科部⻑
    ⽇本がんサポーティブケア学会 漢⽅部会⻑
実施日:2021年6月10日(木) 18:30~20:00
会  場:WEB(Zoom使用)


普段はなかなか聞く事のできな企画が実現しました。
一緒に学びましょう、お申込みお待ちしております。

現代がん医療の進歩により、エビデンスレベルの⾼い画期的な治療法が次々に登場している。その最先端の治療が有効に、かつ安全に実施されるためには、がんサポーティブケア(⽀持療法)が必須である。がん⽀持療法とは、がん患者が治療を受ける際の種々の副作⽤を軽減し、さらに⼼⾝・社会的・スピリチュアルな問題に全⼈的に早期に対応して、各治療がその効果を最⼤限に発揮できるようにするためのすべての医療⾏為を指す(⽶国がん研究所の定義から)。
制吐薬の進歩により悪⼼・嘔吐がほぼ制御できる時代になったが、⾷欲不振・全⾝倦怠感・末梢神経障害などの対応困難な症状がある。⼀⽅、漢⽅は1つの処⽅で複数の症状に対応できる、廉価である、臨床試験によるエビデンスが報告されてきている、漢⽅医学教育を受けた若い医師が漢⽅を使っている、ことなどの側⾯がある。がんへの攻撃は最先端の標準的な抗腫瘍薬に任せ、漢⽅は防御に回り、担がん⽣体である患者を温める・下から⽀えることにその重要性がある。「標準治療を完遂するための漢⽅」という観点で、がん医療の各分野で漢⽅が応⽤されている。

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